「日本一のカブトムシ」(全長6.5m、実物の100倍!)のモニュメントで知られる直川。 国道10号線沿いにあるこの巨大なカブトムシは、誰が通っても絶対に気がつくはず!!

そんなカブトムシに象徴されるように、直川地域は総面積の9割を森林が占めるまさに緑豊かな自然にあふれた山の里。
キャンプ場やゴルフ場、温泉等もあるため、夏は子どもたちや家族連れで大にぎわいな のですが、ウィンターシーズンの直川の魅力をご存知ですか?
今回は、温泉をベースに、ちょっと大人の”ほっと”できる直川のゆったりコースを旅してみました。




知る人ぞ知る、焼酎メーカー「ぶんご銘醸」。
”ぶんご太郎”や”麦焼酎むぎゅ”と言えばご存じの愛飲家も多いのでは?
焼酎造りのいのち「麹」づくりにこだわり、直川の清らかな水を使って、五感を駆使して造りあげる焼酎の数々がここから生まれています。
 明治四十三年に狩生酒造場として創業し、今でこそ清潔に整えられた近代的な設備ではありますが、商品がずらりと並ぶ事務所の片隅には、往時偲ばせる酒造りの道具などがありました。

続いては、ぶんご銘醸から甘酒部門が独立、同じ敷地内にある「亀の甲」の工場も見学。

ここでは、麹仕込みのおいしい甘酒を製造。
地元の直川米にこだわり、米麹にこだわり、そして何より殺菌に気を遣っており、そのため、原料となるお米の精米時点から異物除去を旨とし、わざわざ県外の専門精米所に出しているほど。
口に含むと、自然な甘さと心地よい薫りが口いっぱいに広がりました。
「甘酒」は、昔から健康飲料として、大人から子どもまで飲まれていますが、近年、特にその栄養価が注目され、「飲む点滴」と言われる程の栄養ドリンク。
もちろんノンアルコールだからお子様もOK。
ぶんご銘醸の甘酒一口メモ

砂糖を一切使わず、米のでんぷんが分解してできたブドウ糖と、ビタミンB1・B2などの多種類のビタミン、アミノ酸が豊富に含まれ、エネルギー源になります。

さらに食物繊維は腸内環境を整え、ジャパニーズヨーグルトとも呼ばれているとか。
俳句では夏の季語であり、まさしく夏バテにもお勧め。


焼酎と甘酒を堪能した後、目的地の「鉱泉センター直川」へ。
静かな山あいにある秘湯で、早速、お風呂をのぞくと、広々とした湯船の向こうの窓の外は自然豊かな山。大らかな気分での~んびりできます。

さらに、泡風呂・ジェットバス・冷泉風呂、サウナなど多彩な湯が揃い、中でも「電気風呂」はおすすめ!
入ると身体がちょっとぴりぴりしますが、これが腰痛や神経痛に良いとかで、よく電気ばりなどに通う方も入りにくるそうです。

「夜、後片付けで女湯の外にあるバルブを閉めに行くと、よくガサガサっとシカが逃げて行くのに驚かされる!」というほどの本当に自然豊かな鉱泉です。(なぜか女湯の方にだけ来るとか…)

山の中に湧く秘湯といえば、ひなびた温泉のイメージがありますが、ここまで揃えば、もう「クアハウス」。
もちろん、地元産の食材をいただけるレストランがあるし、マッサージチェアが並ぶレストルーム、畳敷きの休憩室もあり、清々しい直川の空気の 中で、雑事を忘れてゆっくりと過ごすことができます。

鉱泉で心と身体を癒した後は、歩いてすぐの「憩いの森キャンプ場」へ。
生活設備万全のバンガローを借りて、森の清浄な空気に抱かれながらおこたで一杯、上機嫌でぽっかぽかの夜を過ごし、翌朝はまた鉱泉へ…なんて言うのんびりコースはいかがですか?
鉱泉センター直川

古くから直川赤木の地に湧出し、汗疹などの皮膚病や神経痛、筋肉痛に効能があると言われ、地域の人々に親しまれていた直川鉱泉。
かつて大正時代には、日豊本線開通工事に伴い、旅館も建てられて大変賑わいましたが、工事の終了と共に閉鎖。

その後、昭和50年代に福祉の村づくりを進める直川村によって鉱泉を利用した入浴施設を開所。
ボーリング調査等をし直して、平成4年、鉱泉センターとしてオープンしました。


●泉質:単純冷鉱泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
●適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、痔病、疲労回復など
●営業時間/10:00~22:00
●料金/大人500円、小・中300円、小学生未満無料
●開館時間/10:00~22:00(レストラン11:30~19:00)
●定休日/木曜日

■住所:佐伯市直川赤木1252番地
■電話番号:0972-58-3311




 森の中の静かなキャンプ場。

昆虫館や農業歴史資料館のほか、敷地内には全長約200mのローラーすべり台や河川プールなどもあり、夏場はお子様連れで大賑わいですが、ここは冬場もオープンしており、バンガローを借りて、直川の清冽な冬の自然の中でのアウトドアライフを楽しむことができます。


 カブトムシのモニュメントの前にある、直川まるごと市場は、併設する加工所の作りたてまんじゅうをはじめ、地元女性グループが作るパン、穫れたて野菜のほか、「直川春うこん」「大麦わかば」「陸地もろみ」「ほたる米」などの特産品が満載のお土産どころ。

 特に、香り高いあずきソフトクリームやカブトムシパン(可愛いカブトムシ型でメロンパンベースのチョコ入りパン)は女性に大人気!

ぶんご銘醸の焼酎や甘酒、がんこ豆腐、木工品もここで手に入ります。
●営業時間/8:30~17:00(4~9月は8:00~18:00)
●お問い合わせ/0972-58-2800